2011年8月31日水曜日


季節の音を楽しむ 〜♫♩♪〜〜




先日の朝のこと。
どこからともなく、鈴の音のような音色が室内に流れて来た。
交互に繰り返される、3拍子と4拍子の音があまりにも規則正しくて、
包丁持つ手も止めたくなるほど心地よく、聞き入ってしまった。

さて、発信者は誰だろう??

音のする方へ近づくとパタッと止む。
離れると、また規則正しく音を刻み出す。
しばらくカウントしていると、4拍子が2回続いた後に3拍子になったり、
その逆もあったが、アンダンテのリズムを刻んでいる。

抜き足 差し足 忍び足....。
ソォっと近づき「ミュージシャン」を確認したら、コオロギではないの!
その音色を例えるなら、鈴をつけている可愛い猫が歩いている時に自然と鳴る音。
一緒にいたお客さまも「猫を飼っているのかと思った」と同様の意見。
外で聞く音とはまったく異なり、室内では反響する分響きが良いわけか...。
「部屋の中でコオロギの音色を聞けるなんて、心地良かったです!」と。

そのままだと餓死してしまうヨと心配になり、外へ解放。
いつまでも聞いていたいような気持ちにもなったほど、♫♪を楽しませて頂いた。

8月もいよいよ今日でおしまい.....なのですね。

2011年8月24日水曜日

駆け足の旅





いろいろな意味で慌ただしかった日々が過ぎ、8月も後半に入っている。


実家のお墓参りに行き、翌日の早朝フェリーに乗って北海道へ。
秋田港から苫小牧まで10時間の船旅(と言ってもいいのかな?)は、快適だった。
持ち込んだ本を読んだり仮眠したり、甲板に出てカモメの姿を追ったり、
船尾から海面に描き出される水しぶきの線をながめたり、
波間に漂う魚を捉える鳥を発見したり、久しぶりの「非日常」に、考えることもあった。
(写真は帰路函館港からフェリーに乗る直前。オーロラ色の夕焼け。 神秘的!)



(船の通路に設けられている席。海を見ながら瞑想?でき、なかなか良かった)

ある目的があって出かけたのだが、時間がなく駆け足の旅行となった。
広い北海道を走る、走る。
移動の時間だけが過ぎてゆく....。





目的の場所に放牧され幸せそうに草を食むヤギさん。


札幌は人口約200万人もの大都市だが、ちょっと走ると荒野が続く。
ニセコから更に南西に走り続け、荒野?の中に「タンポポハウス」という看板が....。
(余りに広い大自然を前に写真も撮り忘れた!)

B&Bと喫茶を兼ね備えた建物に引かれるように入ってゆく。
コーヒーを頂きながら会話をする中で、
20年前に大阪から移住して来たことを聞いた。
当時小学生だった子供たちは結婚し、共に暮らしていると。
放し飼いの犬が三匹、多数のニワトリたちに畑。
(一時は馬も数頭、豚もいた...と)
厳しい自然も受容しての生き方...惹かれる思い半分
半径2k以上、人工物は殆どない環境に力強く生きる姿勢を感じる。


戻って来てワタワタするうち、フェリーの中で思索に耽った時間を思い出す。
日常は思うようには過ぎて行かない。
流されながらの日々に、
客観的に見つめる間がない分あえて「空白」の時間を持つ必要を。

2011年8月16日火曜日


お祭りと盆踊り




暑い夏と言えど、東北の夏はあとわずか。
テレビで見た青森のねぶた、仙台の七夕、秋田の竿燈、岩手のさんさ踊り。
お盆を迎える頃、風のニオイに変化がわかるようになるから不思議だ。


町のお祭りに何年かぶりで参加し感じたことがある。
神輿が出て、笛や太鼓とお囃子に合わせた踊りの中に
伝統をつなげる人たちの姿があった。
(写真は一部。太鼓の小学生たち)
東北三代祭りのようなダイナミックさはないけれど、
人とひとが紡ぎ合って仕上げてきたような手づくり感、
大きな祭りでは逆に出せない魅力があった。


盆踊りではなかったけれど、数年前に聞いた永六輔氏の話を思い出す。

踊りは亡くなった人がお盆に帰ってくることを想定しているのだと。
(笠をかぶって下を向いて踊る姿を思い浮かべるとよく分かる。)
踊っているうちに亡くなった人が下を向いて一緒に踊っている...と。
家族だった人や友人知人。
分かり易く、お盆のあり方見方が少し変わってくる。


8月15日、お盆の最中でもあり....終戦記念日でもある。

2011年8月10日水曜日


ムシムシして暑い日が続いてます。。。


〈赤ワイン・トマト・Gフルーツのゼリー〉

またまた天候の話....
いつから日本も亜熱帯気候になったのだろうか..と思いながら、
地理の授業か何かで聞いた「温暖湿潤気候」ということばをふと思い出した。
どういった状態をそういうのか、すっかり忘れてしまっているけれど、
近年の夏はそれにはもう当てはまらないような気がするほど変化している。


それでも夏は夏だ。
朝から虫や鳥の大合唱、慌てるように鳴き出す蝉たち。
よく耳を澄ますと、鳴き方のリハーサルを始めている秋の虫の気配もする。
それぞれの言語が違う?大勢の住人たちが騒いで何とにぎやかな夏!
エネルギーを感じる。


宿根のひまわり




紫インゲン





2011年8月6日土曜日


Memorial day....




今日8月6日は広島の原爆記念日。
6年前、広島の式典に参列する機会があり、
初めて原爆ドームや記念公園にも出かけることができた。
原爆資料記念館で見た記録写真や遺品などの展示品、
被爆2世の方たちの話など断片ながら覚えている。

当時、原爆投下地としてリストアップされたのは新潟や京都、小倉もあったことや、
投下を食い止めようと署名を集め、
行動を起こした科学者のシラードという人がいたことなど、
初めて知ることばかりで、
何も知らなかったことに等しい事を気づかされた3日間だった....。

戦後66年...時代が過ぎ、
流れ去った時間の長さから想像することなどできない現実。
広島の犠牲者20数万人、長崎では約14万人、
やはり想像できないけれど、亡くなった人たちがいたことは事実として残っている。

「核をめぐる対話」(核の平和利用も)はいろいろあるけれど、
過去の教訓は生かされず...ということはあってはならない、と願いたい。

2011年8月5日金曜日



心は何処にある?


 

学校関係は夏休みの真っ最中。
今は殆ど聞かれなくなったラジオ体操の、あのメロディーと歌詞?をふと思い出す。
「大きく息を吸ってぇ、両手を右に回す....」


NHKの第2放送で毎日やっている「夏休み子ども科学電話相談」というのがある。
冬休みバージョンもあり、子どもたちが日頃疑問に思っていることを質問する番組だ。
無邪気で楽しい質問が飛び交うだけでなく、時にはっとしながら聞いている。
例えば、
「僕と弟はどうしていつもケンカするンですか?」
「どうして毛虫はケムシと言うのに大きくなると蝶になるんですか?」などなど....

この間、こんな質問があった。
「心はどこにあるんですか?」

車を運転しながら聞いていたワタシは思わず大きく頷いてしまった。
質問を受け中継ぎするアナウンサーも唸っている!!
子どもたちの感性から発せられる疑問や質問に、ワタシたちは即座に答えられるだろうか?
回答するのはいろいろな分野で活躍しているauthorityの方達で、
さぁ、どう答えるだろうか? とドキドキ想像するワタシ。

どういう時にそう思うのか、と問いかける回答者に対し、
「悲しい時」と答える6、7歳のA子ちゃん。
彼女が悲しい時はお母さんも悲しい顔をすると話す。
「そういう時ね、『心』はきっとA子ちゃんとお母さんの間にあると思いますよ。」
優しく答えていた。

ラジオの向こうで再び頷くアナウンサーと車の中で一人うなずくワタシ、
何て心に響く回答だろう.....
心がすっきり、軽くなった1日だった。