2012年5月31日木曜日


 
 
 
 
 
 
 
 
 








〈 ジンバブエのバナナ売り〉

☝の説明はいつかの日に.....乞うご期待?
 
 
カッコウの鳴き声が、朝から夕方まで絶えることなく聞こえてきた1日だった。
特徴ある鳴き声は、他の鳥の声もかすんで聞こえるほどだ。
農家の人曰く、「カッコウが鳴いたら豆を植えるんだよ」ということで、
種を植えても遅霜にやられない位の暖かさになった、という意味らしい。
カッコウの鳴く季節が目安になっていて、
鳥の役割もいろいろあったりでおもしろい。
 
畑仕事に関する本もいろいろ出回っているけれど、
何月の何日頃に種を蒔くとか植えるなど、数字ではわからない。
太陽の高さや、月の満ち欠け、
他の木々の葉の成長など全体から判断するのが良いとも言う。
何か、そういうのっていいな。
 
 
あっと言う間の5月...だった。
花が次々に咲き変わっていることにも気づかず、
地面に散って落ちたヒラヒラの花びらに、はっとした。
 
周辺の田んぼに水が張られ、いっせいにカエルが鳴き出している。
天気の良い日はあちこちで田植えの光景が見られ、
近くの農道を走るトラクターの音や
どこかで誰かが木を切っているチェーンソーの音....
毎日をリズミカルに刻み、躍動感あふれる5月だった。
 
新緑も美しく、1年でも最も暮らし易い季節。
 
 

2012年5月20日日曜日

幸せのカタチ...
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
フィンランドの建築家「アルヴォ・アールト」。
先日訪れたフィンランド展の一角に設けられた『アールト』のイス 
の面々。
自由に座っても良い、ということで座り心地をイロイロ試してみた。
無論ワタシたちだけではなく、訪れていた方たちもそれぞれの座り 
心地を実感していた。 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
背もたれのカーブや座のくぼみ、クッションの堅さ、柔らかさ。
中には「ちょっと固いナ」と思われるものもあったが、
総じて非常に座り易い一体感があり「このまま座っていたいナ」と 
思ってしまう。

 
大分前に博物館(ユバスキュラだったかな?)を訪問したことがある。
椅子は勿論、ドローイングや縮尺された建物の模型、作品群の写真...etc
木材の表現が独特で、天井や階段の手すりまで、曲線的なうねりが 
圧巻だった。

 
その後、ムーラメという小さな村の、これまた小さなコテージに宿 
泊し、教会にも足を運んだ。
木造りの簡素な教会の中には、何と託児室まで設けてあり、
神聖な空間に、騒いでもいい?と、幼い子どもたちへの配慮。
防音まで備えたその託児室はまさにフィンランド的空間で、小さな 
赤い椅子が印象的だった。
 
なぜかディティールまで突然甦り、白夜の北欧にタイムスリップし 
てしまった。
 
アールトに限らず、他の人の作品にでも思うことがある。
どんな思いを持ってこのカーブを作ったのだろうか、
丸みの部分は握った時のなじみが手のひらにしっくり来る、とか。
作品に作者の思いを重ね、想像することで小さな幸せを見つけるこ 
とがある。
ちょっと大げさだが....。
 
 
 
 

2012年5月12日土曜日

北欧の思い出

















忙しい日々が続くと、なぜか無性に美術館や博物館に行きたくなる。
理由は何となく分かっている。
と言う訳でもないが、思い立った昼下がり、青森の県立美術館に出かけた。



「フィンランドの暮しとデザインームーミンが住む森の生活展」






















以前、仕事で何度か出かけた北欧は特にも思い出がある。
ムーミン博物館こそ訪れてはいないが、
西スオミ州のタンペレ市に近い小学校を訪問し、授業を見せてもらったことがある。
外国語(この場合は英語だった)とダンスの時間、そしてパソコンの教室にお邪魔をした。

教えるのはパソコンスクール出身の先生、と言うより「お兄ちゃん」。
その「お兄ちゃん」はまるで夕陽のガンマンみたいなベストを着ててニコニコ笑っている。
いつも静かに笑って決して怒らず。(賢治のようだ)
授業、といっても殆ど何もせず、ゆっくり生徒の周囲をまわるだけ。

後々分かったことだが、大半を生徒の自主性に任せ「何かあった時」だけ手助けをしていたことだ。
日本なら、壊されはしないかとか、責任はどうする?とか、「管理」に徹底するのに
随分違うなぁと思ったものだ。

職員室はさながら先生達のサロン。
お菓子やお茶のポットが常時置かれてあり、自由に子どもたちも行き来していたのが印象的だった。
校長先生曰く......
「3ヶ月近い夏休みで子どもたちは学んだことを忘れてしまうよ。」
「でも冬にまた勉強するからいいんですよ」
はぁ。。。。。という感じだった。


学習時間は決して多くはないと思うのに、のびのびと「個」が育ち、
一人一人が「なぜ?」を追求できる教育のふところの深さや大らかさを垣間見ることができた。
今になっても色あせず、様々な影響を受けた国だなぁと思い出す。

「おだやかな人生なんてあるわけがないですよ」(スナフキン)

自然厳しいフィンランドに共通する東北の環境。
心の中の鬱積したもやもやも、
ムーミンたちは見抜きながら「肩肘はらず生きてゆくよ」と語っている。かな?



2012年5月7日月曜日

停電の夜 顛末
 






 
さくら吹雪
 
GW最後の日は、快晴かと思いきや、暗雲がたれ込めたり、
朝から猫の目のようにめまぐるしく変わる天気に見舞われた。
ランチのお客様たちを迎え、バタバタとしていたところ、
何かが突然天から降って来た! 
 
一瞬「何?」と思いながらもそれは「ヒョウ」だとすぐ気づく。
地面を叩き付けるように降って来るヒョウと、その反動で地上に舞 
い上がる霧氷のような蒸気。
そして、けたたましい音を立てて雷の襲撃が......。





 

〈あっと言う間にこの通り〉
 
爆弾が落ちたような音とほぼ同時に停電――――。
暗くなった室内でも、談笑する声があちこち聞かれ、静かな落ち着きを感じほっとする。
皆さん、大らか。
 
 
県外の停電状況がラジオのニュースで流れ、
広範囲での停電かと理解し復旧を待つ事に。
ところが、日没を迎えご近所の家は明かりが灯っている、ではないの!
不安になり電力会社にコールしてもつながらず、
キャンドルナイトで夜を迎えた。
ありったけのローソクに火を灯して夕食の準備をしながら1年前を 
思い出す。
 
その後連絡がつき、復旧作業に来てくれたのが夜の10時過ぎ。
明かりが点く夜中過ぎまで、11時間の停電となったが、
原因は、我が家の前にある電柱のトランスが直撃されたことによる 
ものだった。
 
 
冷えた夜、
サーチライトの中で復旧工事に3時間以上も高所で作業してた方。
現場で働く方の心境はいかほどか....。
(ご苦労様)
 
GWが明けた今日、竜巻や洪水の被害のニュースを初めて知る。
東北の桜も風と雨で終わりだ。やっぱり花の命は短い。