2013年12月31日火曜日


2013 から 2014 へ




 
「自分と出会う」
1999年の朝日新聞に、こんなタイトルで載っているシリーズがあった。
世相や文学や科学など、いろんな角度からの興味深い言葉があった。
切り抜いて何処かにはさんだままになっていたのが出て来て懐かしむ。
14年前の記事はいわゆるセピア色に変わっていたが、妙に新鮮に感じた。

まもなく明ける2013年は、いつ何処で何をしてたのか、
正確なメモリーはないけれど、どことなく追われていた1年だった。

今年6月に亡くなった、なだいなださん
自分のことを「シニカルな人間観察者」と評していたけれど、
「自分と出会う」の中ではヒューマニストの印象を感じた。
また、「矛盾する自分」とも言うのが「平和」の事についてだ。

平和主義者だと自負していたのに、
友人とその平和について話しているうち、意見が異なり喧嘩しそうになった。
「何が平和シュギだ、まるでマンガではないか」とはっとしたそうだ。

言葉で理解できると思っていたのがそうではなかった。
話しの中で「分かったような気がしている」だけだと悟った、と書いている。







《 かぼちゃのプリンと
 凍らせただけの柿のシャーベット 》
 柿の変化を楽しめる❤







ついでに(?)思い出したのが、養老孟司さんの「バカの壁」
「分かったような気がする」と似たようなことを述べている。
簡単に分かったなんて言ってはいけないンだなぁ、とまた思ってしまったのだから
説得力あるけれど、きっとまたすぐ忘れてしまうんだろうなぁとも思う。

「自分と出会う」などと言っても、去年と今年の自分は違っているかもしれないし
常に「探す旅」をし続けることなのかもしれない。結局は。

 


この1週間は殆ど雪も降らず静かな穏やかな日が続いています。
天気予報も雪だるまがあまりなく、と言ってもこのままでは終わらない?
豆を煮たり、昆布とかつおで出汁を取ったり、合間に掃除してもう終わりだなんて。


それではまた来年。






2013年12月28日土曜日



冬のアイテム










大阪市出身の町の知り合いの花屋さんにてお正月の花を買う。
零下の外でも知らんぶりしながら春まで元気な葉牡丹は花キャベツとも。
葉牡丹の花言葉もいくつかあるが、「利益」「慈愛」「愛を包む」「物事に動じない」
何だか相反する内容でもあるなぁ〜、誰が考えるの?
「愛を包む」は形からも理解できるが、利益と慈愛? 
好みの言葉を選ぶとしたら、4つ目かなぁ。。。

南天は新年用。
ユーカリの香りが大好きでたまに買うが、枝も葉っぱもとても固い。
切った後に掌に残る「ちょっとベタベタ」の香りがまた良い。
ユーカリオイルはすっかりポピュラーになったけれど、きっとこの感覚なんだろうね。
それにしても固い葉! コアラの胃はとても堅牢にできているに違いないが、
パンダが笹を食べるように、食糧を区分する事で生き抜いている。





所用を消化するため盛岡市へ。
雪が一つもなく、ちょっと驚き。
雫石から盛岡市へはずぅ〜と下っているし
標高差から言えば当然なのかも。

「きよしこの夜」がかかっていた数日前
「もういくつ寝るとぉ〜」BGMも忙しい。


ウィンドウのディスプレー
ケーキとお餅が並んでいる・・・



防寒具にスコップ 除雪用の手袋....etc.
荒れる冬の日は、格好良いブーツより長靴が必要で
積雪があまりないこの1週間でも気は抜かれない。
着込んだ事で、雪ダルマより一足先に着ダルマとなっている。
















2013年12月24日火曜日


後ろ姿の想いは?


《 多分20年以上も前のウィスキーデカンター 


雪だるまの予報はハズレて穏やかな1日。

ボトルはデンマーク製だが目盛りが付いていて飲む量が分かる合理的側面もあり。
少女の後ろ姿に惹かれ買ったことを覚えているが、実は他の理由もあった。

小学生の時にあった「読書」の時間。
学校図書室に皆で出向き、好きな本を選んで読む。
「ファーブル昆虫記」「フランダースの犬」など気に入る本は幾つかあったが
「小公女」と「あしながおじさん」
どんな境遇に置かれようと、凛として生きる主人公の根源的な強さに惹かれた。

小説はフィクションであれ、多感な少年少女には何らかの示唆を与えてくれる。
夢や希望、励ましや勇気、「道しるべ」の役割も時にはあって
授業は身に入らず?よく眠くなったが、図書室は格好の空間だった。

子どもながらに「まっすぐ生きる」と心に誓っても、
気がつけば、曲がりくねった道や峠や坂の水たまりに落ちたりしながら歩いている。
久しぶりに棚から出したボトルに、買った時のことを思い出し、
ボトルの少女の後ろ姿に、幼少時分のワタシを重ね苦笑いだ。






   《 日野菜蕪は赤の発色鮮やか 》

毎年X'smas ディナーにいらして下さるIさんご夫婦。
帰路は大丈夫でしたか?




   



 壊れた肘掛けイスでも
 瞑想に耽る「森の小人」
 
 壊れた部分は粉々になって修復が無理
 「あの時」の地震で棚から落ちたのが原因
 
 モノから記憶が帰ってくると余計に愛着が。
 紙粘土で修復し、色づけを・・・
 そういう「手」もあるけど時間なし〜。


2013年12月20日金曜日



選択と集中



《 ハーブと花のキャンドル / 約8時間の燃焼だって!》


どっと降った雪が今日の雨で圧縮され「かき氷」のようになっている。
X'smas寒波という言葉もすっかり馴染みとなったけれど、今年はどうかな。
天気予報より朝の最低気温の方が気になるが
昨日と一昨日の2日間はマイナス10℃だったと聞いて驚くも
それほど寒いとも思わなかったのは、身体適応しているのか「鈍感」なのか。







 《 chocolate のスポンジ 三等分スライスに・・ 》






干していた渋柿も時間の経過で
上品な和菓子と化す❤

幼少時、家のウラの柿の木に登り
取って食べた渋柿のまずさに驚いて
それ以来苦手だったのに、
いつの間にか大好きになっていた。

強烈な「渋」も頭の中で消えていた。





複数のアイテムの仕事をする時に
どこから手をつけようか、何から片付けていこうかふと考える。
時間を要するものとそうでないもの。
今やらなければならないもの、明日でもいいかぁというものイロイロだ。

そんな時に限って何かが故障したり、邪魔?が入る。
まるで行動を見透かされているかのように。

洗濯機は不思議と壊れず元気に活躍していたのに注水部分から水漏れが止まらない。
単に部品の経年劣化によるもの(消耗)だったが、交換にすったもんだした。
次は除雪機にトラブルが・・・
普段こまめにメンテナンスをするYだが、シーズン長いことから業者にお願いした。
その次はキッチンの排水の様子がおかしい、ではないか。
「ねじり鉢巻き」で 「なぁんちゃって排水管工」に変身!

まぁまぁの出来だが、管は一種の動脈硬化を起こしていたようだ。
丁寧に使用しているつもりでも、モノにも永遠の命などない。
それでも修理して、補強して、磨いて使う。点検も怠らず、ということのようだ。


出端をくじかれるように「待った」がかかり、仕事に集中できない。
師走だからではないけれど、
慌ただしい日々が流れ、気づいたらあと10日で今年も終わるなんて・・・。





 上空に沢山の飛行機雲が交差する。
寒い分だけ空は一層青く、
飛行機はルートの途中に印を残す。
見上げるココロも思わず空想する。

「まだ」平和な日常だ。

2013年12月14日土曜日

考える人

《 今朝9時の空 / 岩手山は雲の中 》

SFは1年を通して温暖だから住みやすく、人がよく集まって来る所で知られている。
そんな暖かい地に雪が降り、数人が犠牲になったという先週のニュース。
そして今日、エジプトにも雪が降った・・地球よ何処へ行く?


2日前まで全く雪がなかったのに、
別仕事で一日建物の中にいて、帰宅する時には一面雪の世界と変わっていた。
「こんなに降るなんて」車に積もった雪を下ろしながら一人つぶやくも
あちこちでワタシ同様の作業する人たちも、きっと同じ事考えているんだろうなぁ。。
本格的な冬に突入だ。


雪が降り、葉を落とした周囲の木々や道路を行き交う車の音も聞こえず
すべてが無音と化すような白い世界と、時折降りて来る鳥の声
雪がついた木の枝に止まって幹に付着した苔や虫をついばんでいる。

「カマキリは低いところに卵を産んでいるから今年の雪は少ないよ」と、
先日話しているJimotoの人がいたけれど、当たるかそうでないか知る由もない。
が、そうなって欲しいよねぇ〜と笑いながら雪のことが話題になるのも
北国ならではの話。

南や海沿い地方や島で暮らす人たちなら、台風の事や海のシケが気になるだろうし
川沿いや崖の様子が気になる所に住む人たちなら、増水や崩落が心配になるだろう。
暮らしを取り巻く環境は一色ではなく、決して一つには語れない。

何となく落ち着かず、どこかに「落としどころ」を探して考える。






秋に沢山取れた「ほおずき」
取れた、というより殆ど自生に近く
何処にでも顔を出すように子孫を増やす。

数年前にいただいたのに
居心地良いのかすっかり「主」になり
負けてしまった他の植物もあった。




 考えて生きている分けではないだろうけど、
 それらを見て考えてしまうのが人間だ。
 不思議がつまった自然界、生きるワタシたちも不思議と向き合っている。










2013年12月8日日曜日


赤と黒












《 ちりめん端切れと麻のマット 》

季節にも色がある、というより合う色がある。
雪が降る頃は赤が似合い、なぜか黒も合う。
おめでたい時の代表カラーだが、高揚感も上がる色だ。



冷えた夜は漆黒の闇に星が似合う
都市のイルミネーションとは異なるけれど
夜空を見上げ、どんな光を入れるか自由気ままに想像しよう。


作品は熱海一樹さん
マットも黒だけど、不意をつかれたような新鮮さがあります。
東欧のような日本のような、ロシアの民話の挿絵のようでもあり、
宇宙にきらめくナントカ流星群のような、
目をつぶった時に最後に見た残像が浮かんでくる不思議な感覚・・・



左側から・・・



今度は右側から・・・


2013年12月5日木曜日


冬眠





















《 紫陽花を窓辺に / 最後の最後まで生かしたい 》


関東の冬を思わせるような?暖かい2日間に予行練習で降った雪もすぐ消える。
一時避難させた鉢たちの「越冬」作業を決行した。
合わせて落ち葉の掃き出しに精を出すも、掃いても掃いても落ち葉の山!

集めてウラの畑の堆肥へまわす・・・と言ってもすごい量!
これが室内だったら掃除機かけておしまいなのに
区切りをつけられないで、大わらわの汗かき奮闘2日間。




冬の最低気温がプラスなら
大丈夫であろう花も、ここでは厳しい。
それでも咲いてる花を見ると
ついつい室内に避難させたくなる。

心境は複雑だ。
やっぱり鉢上げしちゃおう、という事で。
花だけ見ると春になったようだ。













ドイツでは、薪は2年置いたものでないと
燃やしてはいけない、と言う法律があるようだ。
完全燃焼するにはそのくらい置いた方が
いいのかも。乾燥していることが条件
逆に年数が立ち過ぎても駄目だと聞く。
燃焼効率の検証からそうなったのか
ストーブで焚くと確かにうなずける・・


  
《 写真の薪は1年もの? 》

木を間引きし、薪割りをすることに費やすエネルギーも相当だが、
化石燃料などの道のり(オイルマイレージ)を考えても気が遠くなる。
アラブの原油?→巨大なタンカー船→港湾→陸送→スタンド→給油車→自宅 ふぅ〜
複雑なラインが長くなればなるほどコストもかかる、という事で
貴重な資源を目の前についつい思いあぐねる。

明日は雨予報
気温5℃ この時期にしては高い方だ。





2013年12月1日日曜日


アール・ヌーボーもいいけれど・・


《マーブルアートのナイトスタンド》
今頃のパリはこんな風に華やかかも。




街の中はすっかりホワイトムード一色「前倒しX'mas商戦」が始まっている。
バブルの頃より控えめながら、カウンターの上には見本のCakeもお目見えだ。
年々そうしたモノから距離を置くようになって来ているものとして
その迎え方をどうしようと、つい考えてしまう。

それはそれで、
冷たい空気にからみつくように雪が舞い、カレンダーのラストが近づいてくると、
何となくざわめく部分がある。身体のどこかで。
「もうすぐ今年も終わりだよ。いいのかな?」。ココロの決算もしなくっちゃ。



マーブルアート
「トンボ玉」は知っていたが、昨日初めて耳にした。
写真の作品は盛岡に住まれる方と聞いたが、持参して飾ってくださったのは
町内に住み、マーブルアート作品を手がけるMさん。

作品一つひとつ見せて頂いたが、緻密な作業工程を想像するだけで
どれだけの時間がかかっているの?と、考え込む。

子どもの頃遊んだ「ビー玉」
ワイヤーでくるんで?こんなアート作品に仕上がるなんて・・・
恐れ入りましたっ!!




《どこに赤を入れる?
どこに青を置く?》



《窓につけるとまるで「硝子の葡萄」》



  《音符だって楽しくて弾んでしまいそう♬・》

作品になる素材はどこにでも転がっている。
ただ、気づかないで漫然としているだけかもしれないと改めておもう次第。

さぁ、カレンダー最後の月を迎えるぞ!