2014年4月30日水曜日


バトンタッチ



《 満開! / 近くで見ると何て繊細なフォルム 》


かなり暖かくなった先週、サクラも1週間以上早い開花となった。
東京近辺よりひと月もずれて咲くのだから、気温の差は歴然。















 @ウラの畑
《 掘り出した最後の人参 / 植え付け前のキタアカリ 》





長い冬の間雪に覆われていた人参は、粘り強く「その時」を待ってたようだ。
開墾して4年。どうなるかと思いきや、大根や人参は売れるくらい?の形になってきた。
あちこちからウグイスのさえずりが聞こえてくるけれど、
四月最後の今日は肌寒く、またストーブの世話になっている。

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 人口140万のミュンヘン市はドイツで3番目に大きな都市
 その都市の中でよく目立つ市場は、
 自称「市場大好き人間」にとっては、フラフラと引き寄せられてしまう魅力がある。
 日本でも多品種野菜の種など入るようになったせいか、
 馴染みとなったモノもあるが
 セロリアックやちりめんキャベツはひと際力強く見えた。
 




工事現場や清掃者あるいはドライバー、イスラム圏からの人たちが多く、
売られている野菜や香辛料の量、エスニック文化色を感じる。
食堂で注文した魚は鯛の塩焼きに近く、たっぷりのレモンとEXオリーブオイルを
振りかけて、ギリシャで食べた美味しい「あの味!」そのものだった。


混み合う周囲をふと見渡すと、8割以上イスラムの人が占めている。
ドイツ社会に統合できていない移民問題の事も聞いてはいたが、
スーパーや雑貨店を経営する人たち、労働者含め今や全人口の20%にもなっていると聞く。
世代も二世三世と交代し時代は進んでいる。
「鯛の塩焼き」を突っつきながら、トルコ語+ドイツ語会話に耳を傾けた不思議な一夜。


                         記憶の整理 / ④









これは雫石で採れた「セロリアック」
一見カブのようだが
カブとはまったく異なる味。
クリームスープや煮込みによく利用。





野菜の種類も多く出回り、在来種やF1種と様々で迷ってしまうことも少なくない。
何を次に託していきたいか、何を残していくべきか。
バトンタッチという言葉だなぁ、サクラを見上げ思い出している。

明日はもう5月に入るのか。。。




2014年4月23日水曜日



《 サンシュユ 》


3年ぶりに「サンシュユ」が、思い出したように開花し始めた。
東日本大震災の時以来で、どうしたのだろう・・と不思議に眺めてしまう。


夕方から2時間半、お寺の丁稚奉公のようにあちこち掃いている。
北側の細い側溝は毎年春になると葉っぱで埋まり、
そのまま放置しておくと腐葉土になるのだが、やっぱり気になってしまう。
一輪車で満タン5回も運搬したら疲れてしまい、日も暮れたのでENDとなった。
やってもやらなくとも、大した変わりはないかもしれないな、と思いながら。


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ドイツは至る所に「小屋」がある。
条例か法律で決められているのか、
牧草地帯の中に整然と列をなし、
子ども時代に遊んだBanker game を思い出す。






 


いずれの山も 2600m以上の高さ
日本では考えられないが、
崖のような所に点々と家があった。

安定している岩盤地帯とは言え、
厳冬期はどうしているのか、
地下室備えの家々が。
                               







Innsbruck / Nordketten Bahnen
2600m頂上行きのロープウェイで一緒だった「2人」
良きパートナーぶりに
周囲の人たちも笑顔で一杯
「only expert 」
              強者しか滑ってはいけない崖だらけのスキーコース
             信じられない斜度を一匹狼が滑走。その果敢さ!





Innsbruckは想像以上の都市だった。
車の量やスピードに振り回される。

電車のラインを共有する道路はとても走りにくく、交差する狭い道路や坂道があると
どこをどう曲がっていいのか分からない。
目的地にたどり着けず半ば諦めかけたりもしたが、
人生って、きっとそんなものだね。。。。

                            記憶の整理 /  ③
                                       

 









2014年4月19日土曜日



サマータイム



《 中世の名残り漂う?通路 / 民宿で 》

木々の蕾が柔らかな春の光でゆっくりと目覚め出し、「芽吹きの春」がやって来た。
毎年の事ながら、周囲の枯れ葉集めや木々の間引きに追われる身となった。
春眠暁を覚えず、どころではなく、
留守にしていた分、倍の時間を要するのも当然のこと。


初めて「サマータイム」の切り替えを体験した。
と、いうほど大げさなものではないが、4月最初の日曜日、午前2時になったら
1時間時計を進める、ということだったが、得をしたような気になる。
日本でも、導入をめぐり何度か議論になったが至っていない。
個人的には・・・「導入賛成派」なんデスが。。

さて、
ミュンヘンから車を借りて国境を超えオーストリアへ向かう。
高速は無料だが、国境付近では交通料の徴収(日本円で約4000円ほど)があった。
血の気が多いのか闘争心が強いのか、皆さま時速180kなど当たり前
これではF1レースの表彰台に日本人が立つのは至難の事だなぁと理解する。
Yも今回は慎重運転に徹し、と言っても130K〜140K が関の山
それ以下だと、「早く走って!」と後ろからクラクションの催促がやってくる。。


築100年以上は経っているだろう農家民宿へ。
最初は静かだった周囲に気づきもしなかったが、牛の鳴き声が聞こえ目を向けると
部屋の前は「森永ミルク」の看板にあるようなセピア色の牛たちが。





《室内から》
思わず撮って気づいたら「手」まで写してしまう。
朝になったら、引き戸の扉が閉まっていたが
横には大きな「マクドナルド」のポスター

そうか・・・
契約農家さん、だった。







営んでいるのは、
高校生と中学生を含む三世代家族
古いブランコは、子どもたちが小さい頃
遊んでいたものらしい。
 
高校生の息子さんが牛の世話をして、
どこでも変わらぬ光景が暖かい。

朝はおばあちゃん一人で切り盛り・・。                                                    



チロル地方 / SILZ 周辺の村を散歩

鶏を放していた農家の一角
我が家の鶏と同じボリスブラウン種
どれも同じに見えるが。。。

何と幸せな鶏達よ
春の空の下でひとときの自由を満喫中



大きなスーパーも小さな店もない。
車で町の中心まで走ってゆかないと買い物はできないし、日曜日は営業していない。
日本では怒られそうだが、ある種の秩序を感じつつ文化の違いも考える。

農家民宿ではゲスト用のキッチンもあり、ここでも軽く料理をした。
塩と胡椒と米は持って行ったが、現地調達できない時はとても役立った。

                                / 記憶の整理 ②




2014年4月13日日曜日



帰国と帰宅
















     
 @Copenhagen airport


留守にしていた間に雪も溶け、雪の重みから解放された土が顔を出していた。
季節は時間と共に巡り、1年の4分の一がもう過ぎたことになる・・・


少しの間、家から離れ「自分」を顧みる機会に恵まれた。
地から足を離し海を超え、高い山から異なる文化の街を見下ろし
そびえ立つ、3oooメートル級の山々の谷間を走り抜け空を見上げた。
久しく考えもしなかったことが少しずつ頭の中を巡る。

時間と共に逃げていく記憶もあるけれど、忘れないうちに?記したい。
(行程順不同、ってあり?)



D's Kitchen....





《「部位表」が描かれている、Hostel キッチンの壁 》

デンマークでは Dan Hostel に宿泊。
いわゆるユースホステルだが、international会員だと1割引きになったり、
シーツなどのリネン持参だと更に引いてくれる。
今までも何度も利用させていただき、旅の楽しみの一つにもなっていた。
また、一期一会ではあれ、いろいろな文化の交差点でもあることも魅力の一つ。


        夕食のないホステルでは、キッチンで楽しい自炊を楽しみながら....
        様々な言語が飛び交い、全く理解できないトルコ語が妙に懐かしい。
        普段やっている「料理をする」ことが非日常に変わるのだから不思議だ
        地元のスーパーに買い出しに行き、4日間の夕食はすべてキッチンで。












通路側から見たキッチン
夕方6時前から何かやっていた方たち
圧倒的に男性が多い!
                  

室内でもキャンプしているような気分  
インテリア雑誌のコマーシャルではないけれど
裏側のカウンター/まだ誰もいない時間...

成田に着いてから帰宅まで要した時間は何とわずか5時間!
アクセスと良いタイミングで、東京駅からすぐ新幹線で盛岡まで。
時差も全くなく(以前もそうだが)何だかとても奇妙だった。
テクノロジーの進化をどう受け止めたらいいのか、慣れるのがコワイ。