2014年9月23日火曜日


  旅する音楽





 中学生時代の楽しみの一つに、深夜放送があった。
 ラジオから流れて来るパーソナリティの声と話しは「顔」が見えない分、
 どんな表情で、どれだけ親身になってリスナーに伝えようとしているのか
 想像しながらワクワクしたものだった。
 
 「思春期まっただ中の純な世代」は暗闇の中に身を潜め耳を澄ます。
 音楽一つにも共感したmidnight time は、世界の情報にも敏感になってゆく。
 「旅するラジオ」そのものだった。
 



 
 
 


洋梨のコンポート
クローブを入れます。






店頭にも「秋」が並ぶようになって来た。
夏のような強い陽射しは遠のいて、優しく乾いた光が窓越しに歌っている。
ウラの森で大きなエンマコオロギを見つけたり、
栗の落ち始めに気づいた昨日、いつになく遠い昔に想いを馳せてしまった。

2時間でも4時間でも聞いていた深夜放送
布団に入ると鳥のようにすぐ眠くなる今では、長い時間音楽を聴くこともないけれど

「Ravelのピアノコンチェルト in G / L.Bernstein」

 バーンスタイン自身がとても幸せそうにピアノを弾いている。
 亡くなる2年少し前・・・




 
 

2014年9月17日水曜日


時代の空気が作るもの



















       《 頂いた「サワモダシ」》


敬老会や三連休、会議も含め、慌ただしく2週間が過ぎている。
写真のキノコは「ナラタケ」が正式の名前らしいが、この辺りでは「ボリ」とも言う。
猛毒の「ニガクリタケ」に似ているから注意...と聞いたけれど
今のところ異変がないので大丈夫だったようだ。ホッ!
芋の子汁にもキノコは欠かせないが、頑張って歩いて探せば「現地調達」も出来るかな。





    《 クラフト市@小岩井 》


「何だか気づかないうちにモノが増えていくよね」
友達と話しを交わしていると、そういう会話になることがある。
いわゆる「暮らしと経済」だ。
外に出るといろんな誘惑があり、フラフラと流される時が皆あるようだ。
確かに消費があるから経済も回っているのだが、
「これからは『質』の時代だよね」ということには皆が首を縦に振る。

陶芸や手織りのストール、レザークラフトに蜜蝋のロウソクに家具。
こだわりの作品を手がける人たちが少しずつ増えている。
丁寧に仕上げられている作品は、作り手の技術が裏打ちされて。
仕上げるために費やされている時間を数え、とんでもないなぁと思う時がある。


仕事は段取り八割、仕上げ二割だとしみじみ感じるが、
時には九割、仕上げが一割と言う時もある。
見えていない部分に大半が費やされていることになるわけだけど、
「そこ」に敬意を払いたくなる時が........たまにあり。

時代は常に動いていて
その時代に流れる空気は社会を変える力も持っている。
時には小さな抵抗しつつ、「敬意」を払いたくなる作品の出会いは良いものだ。

さて、我に返るとするか。










2014年9月9日火曜日


真夜中のレシピ














岩手短角牛のピクルスロール
鯛の軽い薫製
  +
クリームチーズとピメントのパテ





あるまとめの作業をしていたら、もうこんな時間。

ふと、映画「真夜中のカウボーイ」に出ていたダスティン・ホフマンを思い出す。
クレーマーvsクレーマーの「育児するお父さん」も良かった。
現実起きうるであろうストーリーを、ディテール細かく描写し
観ているものを引きずり込む。「さぁ、どうする?」と。

試練と経験は人を成長させ、「困難」という名の壁も超えられる?
今日は10歩しかできなかったが、明日は20歩いくだろう、と。
いわゆる「前向き」姿勢だな。

8日はスーパームーンだとか、後で知ったが
厚い雲にすっぽり覆われた夜で、どこにあるのかも全く見えず
灰色と黒と藍色とにボケて、我が身と重ね合わせてしまった。

明日はピンぼけにならないよう、気をつけようっと。。。







2014年9月6日土曜日


 
    地上の恵み 



  ゴロゴロと転がって伸びていたカボチャ、全部で15個。
  いつになったら切ろうかと、様子を見てたけど「切り時」にした。
  丸々と円満な形の面々は11月過ぎまでお預けだ。
  (ヘタの回りが少し柔らかくなる時が、食べ頃だとか...)
  クスクスと合わせたお菓子を焼く予定。
  
  胡瓜や茄子、Pマン、最初の頃は採れた数をカウントしていたけれど
  途中から分からなくなるほど豊作で、今年は随分料理に活用させて頂いた。
  そんな野菜も涼しくなるにつれ畑の中で淋しくなって来た。
  虫の音色も星空と溶け込むように聞こえるセンチな夜だ。












ガーリックトースト
(南部小麦のフランスパンは
   福本サンの創作農園から)
小ぶりだけどトマトスープにぴったり。






  地中で実りとなるもの---- ジャガイモや人参、蕪に大根 里芋etc...
     深く根を張り、地下茎で増えていく。
  地上で実りとなるもの---- 茄子やインゲン、トマトに胡瓜 葉物etc...
  空に向かって茎を伸ばし、枝から枝へ花となり実をつける。
  ジャガイモは「ナス科」なのに、なぜに別れて地中への道を?

  

  

  

  

  

  

2014年9月1日月曜日



 「音」



 防災訓練や緊急避難訓練が各地で行われている。
 地震や津波に備えて、或は土砂災害を想定して...。
 今や携帯電話でも地震の直前に?緊急アラームが作動し教えてくれる時代だ。
 突然鳴りだす電子音やサイレンに、「何事か」と驚く時もある。
 
 ある所で、住んでいる所から避難場所まで約1時間かかる予想で訓練が行われた。
 シュミレーションでは、車で避難する場合のスピードが時速9キロ以下と出た。
 何だか歩いた方が早いような気がするが、渋滞することが想定される、から。
 
 住んでいる所は幹線道路沿いでもなく、通り過ぎる車の音も一瞬で
 耳を澄ませば、鳥や虫の声が聞こえ季節を感じる程度だ。
 そんな静かな所でも、時間になれば「お知らせ」や防災放送が聞こえてくる。
 
 緊急音はケースに応じ異なるけれど、共通しているのは「響いてびっくりする」音。
 逃げ遅れたりすることがないように、
 足の不自由な方はコミュニティーでの連絡経路を通し声を掛け合う、など
 様々な手段を実践することによってスムーズに避難ができるよう
 「その時」に備えて心構えが大切か。
 以前の認識が甘かったことを反省。

 
 
 


 音も楽しくなると「音楽」に。
 小学校の下校時に流れたのは 
 ドヴォルザークの「家路」だった。
 正式には
 交響曲第9番新世界大楽章の長い曲。



  
 
 今でも聞こえてくると

 帰宅する時間を思い出す。
 電子音でなくて....良かった。